福島県南会津郡下郷町の静かな山間部にある宿場町です。全長1kmの街道沿いには、30軒以上の茅葺き屋根の民家や脇本陣が当時の姿のまま建ち並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような風景を楽しめます。

戊辰（ぼしん）戦争における、新政府軍の激しい攻撃でさえ落ちなかった「難攻不落の名城」として名高く、今では、会津若松市のシンボル的存在です。屋根には幕末時代の赤瓦が敷かれ、日本で唯一の天守閣として異彩を放っています。

冬には強風にあおられた湖の水が周囲の木々に付いて凍る「しぶき氷」や、飛来する白鳥が見ものです。まさに自然が作り出した芸術とも言え、雪化粧を施した磐梯山とのコラボレーションには、思わず息を飲んでしまう冬の絶景です。

名前の由来は、西行法師がこの湯を訪れた際に詠んだ句にちなみ、そこから名前が定着したとも云われています。現在も飯坂温泉共同浴場のシンボルとされている鯖湖湯は地元の利用者の他にも雰囲気を求める観光客も多く訪れています。

親潮と黒潮が出合う「潮目の海」をテーマに約８００種の生物を展示する環境水族館。シンボルである大水槽の巨大な三角トンネルでは頭上をさまざまな魚たちが泳ぎ、まるで自分が海の中にいるかのよう。生き物と触れあう体験も人気です。

福島県の北東部、太平洋に面した相馬市。親潮と黒潮が交わる豊かな漁場があり、ほっきやヒラメ、ズワイガニ、アンコウに加え、近年では高級魚・トラフグも水揚げされています。相馬市の郷土料理「ほっき飯」は貝の旨味たっぷり！