雲仙温泉とは
島原半島の中央にある雲仙岳は、普賢岳、国見岳、妙見岳など8つの山の総称。雲仙温泉は、これらの山々に囲まれて、標高700mの高地に位置する。明治時代には外国人の避暑地として賑わい、シーボルトは著書の中で当時の様子をヨーロッパに紹介したという。温泉街の中心部にある雲仙地獄では、30余りの噴気孔群がもくもくと噴煙を上げる。映画『君の名は』の舞台にもなり、全国的に名を広めた。また、昭和9年(1934)に、日本で初めて国立公園に指定されたことでも有名だ。温泉は硫黄分をたっぷり含んだ白濁した湯や、無色透明な湯が湧出する。13軒ほどの温泉宿が点在し、施設の充実した大型温泉旅館・ホテルが多い。手軽に温泉を楽しめる共同浴場などもある。
湯量
1000リットル/分
泉温
79~95℃
源泉数
約40
泉質
酸性-含硫黄-硫酸塩泉など
効能
神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、皮ふ病、打ち身、慢性消化器病、痔疾など
アクセス情報
電車の場合:
JR諫早駅から島鉄バス雲仙行きで1時間20分、バス停:雲仙お山の情報館前、雲仙などで下車
車の場合:
長崎道諫早ICから国道34号・57号経由40km
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情報提供:るるぶDATA