ペットと泊まれる宿ホテル

ドッグランが併設されるなどペットのための設備が整っている、ペット連れ専用ホテルやコテージなどがあります。
ペット同士・飼い主同士の交流ができ、ペットが少々落ち着かず騒いでしまっても寛容な面もあります。

ペットに親しみのないお客様も多くいる一般的なホテルや旅館のことです。
他のお客様の中でうまく振舞えれば、ペットの自信と成長につながります。ペットの状態によって使い分けましょう！

ペットの受入れをしていても、宿泊場所は別という宿もあります。
夜も一緒に寝たいと考えるなら、「一緒のお部屋に泊まれるプラン」から選ぶと吉。詳しくは宿やプランの詳細をご確認ください。

かわいいペットと楽しい旅行をするためにトラブルは避けたいものです。ワンちゃんやネコちゃん同士もそうですが、環境の変化に敏感なペットたちは他の旅行者とのトラブルをおこさないとも言えません。
ペットが起こしてしまったトラブルは飼い主の責任になってしまうので、未然に防げるようペットたちと一緒に、事前からしつけを頑張っておくこともとても大切です。

日ごろから注意しているノミ・ダニ対策はマナーとしてもちろんですが、泊まる宿によっては「予防接種証明書」の提示を求められることもあります。
予防接種はペット同士の感染予防にも大切です。宿に着いてから慌てることのないよう事前に宿へ確認し、予防接種も済ませて書類(同意書)などの準備をすることをおすすめします。

ペットたちに負担をかけない移動手段を選ぶことが大切です。
車での移動が断然おすすめなので、日ごろから「車に乗ると何か楽しいことがある！」と思わせて、車に慣れさせておきましょう。
飛行機・鉄道・バスなどを利用する場合は、サイズ制限や料金はもちろん、キャリー形態も確認しておくと安心です。

空腹をさけごはんは出かける2～3時間前までに、お水も出かける1時間前までに済ませ、タイミングを見て乗車前にトイレに行かせましょう。
お気に入りのオモチャやぬいぐるみ、おやつなども忘れないように。また、到着時もペットたちの様子を確認し健康状態もチェックしてあげましょう。

車内では、慣れたドライブスタイルがベストです。クレートなどで体を固定しておくとペットも落ち着き、車酔い防止につながると言われています。
ペットのために空調管理にも注意し、急ブレーキなどは避け優しい運転を心がけましょう。移動中は常にペットの様子も見ながら、こまめに休憩を入れて時間に余裕を持った計画を立てるのも大切です。

お部屋に入る前に、ペットの足を拭いたりブラッシングをしてあげましょう。
お部屋ではシートやマットなどで居場所を作り、人間用のベッドやソファには乗せないよう注意します。他のペットを見て興奮しトラブルを起こすこともあるので、お部屋を出るときは必ずリードやケージを利用するのがマナーです。チェックアウトのときは、粘着ローラーや消臭スプレーなども利用し部屋を掃除しましょう。ペットが粗相やものを壊してしまったときは必ず施設に報告しましょう。

ペット用のごはんを用意している施設もありますが、持ち込みをお願いされるお宿もあります。食べ慣れた食器でいつものごはんをあげるとペットたちも落ち着きます。
レストラン内で一緒に食事を楽しめるお宿もあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
施設内で食べ物や飲み物を上げるときは、食器は直接置かずに必ず敷物を引くことをお忘れないようにしましょう。