立山黒部

黒部の紅葉は9月下旬に山頂付近で始まり、徐々に麓へと下りてきます。真っ赤なナナカマドや黄金色のミネカエデが、常緑樹や黒部川のターコイズブルーと鮮やかなコントラストをなし、日本アルプスらしい雄大な紅葉を見せてくれます。



空から見下ろす。谷から見上げる。どちらの紅葉もお墨付き!

立山(たてやま)ロープウェイに乗って見下ろすか。トロッコ電車で黒部渓谷の懐へ分け入るか。黒部の紅葉のハイライトは大きくふたつあります。両者とも、自然のパワーを間近で感じられるダイナミックな紅葉体験になるでしょう。

<立山ロープウェイ>
大観峰駅(だいかんぼうえき)と黒部平駅(くろべだいらえき)をつなぐ、日本最長のワンスパン方式ロープウェイ。全長1,710mの「動く展望台」が、標高差488mの山肌を大パノラマで見せてくれます。大観峰駅(標高2,316m)からの紅葉は、9月下旬~10月中旬が見ごろ。

<タンボ平>
黒部随一の紅葉として名高いのが、立山ロープウェイから見下ろすタンボ平です。見ごろとなる10月上旬は、まるで錦のような光景に。鮮やかな色彩の交響曲に、心を奪われることでしょう。

<黒部ダム>
標高1,470mの黒部ダム付近では、10月上旬に木々が色づき始め、中旬から下旬にかけて紅葉が見ごろになります。黒部ダム駅の展望台から、立山の白い冠雪や紺碧の黒部湖と、紅葉との美しいコントラストをお楽しみください。

<黒部峡谷鉄道>
渓谷の風を受けながら、赤や黄に染まった天然林の間を走り抜けるトロッコ電車。ターコイズブルーの清流と常緑樹が、紅葉をいっそう際立てます。トロッコを下車して、鮮やかに色づいた日本最深のV字峡を散策してみましょう。

<欅平駅(けやきだいらえき)>
富山最大の温泉郷である宇奈月(うなづき)から電車で1時間20分。黒部峡谷鉄道の終点駅が欅平です。駅の2階には広い食堂があり、屋上からの風景も見事。標高599mの欅平駅周辺は、例年10月下旬~11月上旬に紅葉の最盛期を迎えます。



絶景、秘湯、山の幸。紅葉を堪能する旅の拠点のお好みは?

黒部渓谷鉄道の起点は宇奈月。立山ロープウェイへの起点は立山と信濃大町。いずれもダイナミックな自然を間近に感じられる宿泊地です。周囲の紅葉はもちろん、天気さえよければ、満天の星と清々しい朝の空気が満喫できるでしょう。



黒部・宇奈月温泉 やまのは

雄大な黒部峡谷の断崖に佇む宇奈月温泉最大ホテル。展望露天風呂棚湯は2016年9月、大浴場大黒部もリニューアル。

ホテル立山

「星にいちばん近いリゾート」標高2450メートル室堂に位置する日本最高所のホテル。3000メートル級の北アルプスを間近に見ることができます。

延楽

料理に関すること、お部屋の備品に至るまでの細かなご要望をお聞かせ下さい。御客様のあらゆるご要望にお応えするよう日々努めております。

※2023年9月11日更新