宮城県の北西部を流れる江合川(荒雄川)上流に点在する鳴子、中山平、東鳴子、川渡、鬼首の5カ所の温泉地から成る温泉。最も歴史のある川渡温泉をはじめ、いずれも古くから湯治場として親しまれ、国民保養温泉地に指定されている。源泉数は400本近く、7種類の泉質の温泉が湧出し、大半の旅館・ホテルが独自の源泉を持っており温泉三昧を楽しめる。鳴子温泉郷の中心となるJR鳴子温泉駅周辺に広がる鳴子温泉街は、緩やかな斜面に大・小の旅館・ホテルが立ち並び、名産のこけしなどを売る店などもあって風情満点。足湯や共同浴場も人気スポットだ。鳴子温泉郷と赤倉温泉、瀬見温泉の宿の風呂と共同浴場が利用できる湯めぐりチケットも販売。